【本編⑥】“貯めたお金”、何に使いたい? ―目的がないと続かないから
こんにちは、milokitimaruです。
このブログでは「遠回りキャリア × 資産形成」というテーマで、30代後半会社員のリアルな試行錯誤を記録しています。
前回は「投資がこわいとき、どう向き合っているか?」について書きましたが、
今回はさらに一歩踏み込んで、**「そもそも、何のためにお金を貯めているのか?」**について、あらためて考えてみたいと思います。
これまでの記事はこちら👇
▶️【本編①】遠回りキャリアの原点をふり返る
https://officeworkerlife.work/【本編①】遠回りキャリアの原点をふり返る/
▶️【本編③】今の資産形成プラン、全部さらしてみる
https://officeworkerlife.work/【本編③】37歳会社員の資産形成プランを晒してみる/
▶️【本編⑤】投資がこわいとき、どうしてる?
https://officeworkerlife.work/【本編⑤】投資がこわいとき、どうしてる?/
💭 「このままではまずいかも…」という不安から始まった資産形成
資産形成を始めた理由を振り返ると、やっぱり最初は漠然とした不安が大きかったです。
遠回りしてきた自覚もあり、「他の人よりも出遅れているんじゃないか」という焦りもありました。
- 年金、ちゃんともらえるのかな?
(※定期便が来たらまた確認したい) - 病気やケガをしたとき、制度はあるけど実際どうなるんだろう?
- 今の仕事はやりがいもあるけど、いつまで続けられる?
- マイホームを持ちたいと思って物件を調べると、「こんなに高いの?」と驚いてしまいます。
同僚の中にはすでに家を買っている人もいて、「どうやって買ったんだろう…」と考えることもあります。
こうした不安に押されて「何か始めないと」と思ったのが最初でした。
🎯 “目的”や“危機感”があると、続けられる
最近になって、より強く感じるのは、
「目的のあるお金」には力があるし、危機感は行動の原動力になるということ。
具体的には、こんなイメージが自分の中にあります。
- 40歳までに自分の家を持ちたい
(いずれ地方移住という選択肢も) - 50代では少し働き方のペースを落としたい
(このままだと昇給ペースや年収の限界が見えてきて、色あせて感じることも) - 自分の時間をちゃんと持ちたい
(働くことだけで人生が終わるのは避けたい) - 「選ぶ側」でいられるようにしたい
(働き方も暮らし方も)
まだ全部がクリアに見えているわけではないですが、
**「このままだと、思い描く未来には届かないかもしれない」**という気持ちが、いまの行動を支えてくれています。
だから、今の自分にできることを淡々と積み上げていっています。
🧾 相続の現場で見た「使えなかったお金」
自分の仕事では、資産を多く残された方の相続に関わることがあります。
その中で、よく耳にするのはこんな声です。
「とても質素な暮らしだったんです」
「お金を減らすのが怖かったのかもしれません」
「もっと使ってくれてよかったのに…」
たくさん持っていても、**“使えないお金”**になってしまうこともあるんだと、現場で実感しています。
だからこそ、自分は「見える化」や「記録」を意識して、
**“使うために貯める”**という意識で資産形成と向き合っています。
🔄 今考えている“お金の使いみち”
今すぐ大きな使い道があるわけではないですが、
頭の中にはいくつかの“選択肢”が浮かんでいます。
- 仕事量を少しセーブしたいときに、収入に頼らず判断できるように
- 40代後半〜50代前半に、働き方を見直したくなったときの備え
- 「ここに使いたい」と思った瞬間に動ける安心感
お金は「貯めたら終わり」ではなく、
**「動くためのエネルギー」**として備えておくことで、未来の行動に自由度を持たせてくれる。
それが、いま自分が積立を続けている理由でもあります。
✍️ 次回予告:「収入が上がっても、満足できなかった話」
「前よりお金は増えてるはずなのに、なぜか苦しい」
そんなモヤモヤを感じたこと、ありませんか?
次回は、自分のこれまでの給料の変遷(2016年12月~)をふり返りながら、
**「収入が上がってきたのに、満足できなかった理由」**を言語化してみたいと思います。
同じような気持ちを持った誰かのヒントになれたらうれしいです。
よかったら、また読みにきてください。
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